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東邦HD、東北の物流拠点再稼働、4/7までに判断

2011年3月28日 (月)

話題東邦ホールディングスは28日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で業務を停止している福島県本宮市の物流拠点で今月末をめどに応急工事を完了し、4月7日までに再稼動後の供給内容などを判断すると発表した。

 

同社では、南東北3県のエリアに医療用医薬品の供給を行っていた物流センターのTBC本宮が、震災による建物被害が大きいために業務を停止している。3月末日をめどに廃材の撤去、応急工事などを完了し、その後、商品の棚揃えやシステム接続テストなどを行なった上で、再稼働後に供給を担当するエリアとスケジュールを4月7日までに判断する方針。

 

これまでTBC本宮から商品供給を行っていた福島県エリアはTBC大宮(埼玉県さいたま市)から、宮城県エリアと山形県エリアについてはTBC東京(東京都品川区)から商品供給を代替して行っている。

 

東北自動車道の全線開通やガソリン供給事情の改善により、当日受注分の医薬品は翌日の午前中までに営業拠点に着荷しており、震災以前のリードタイムとほぼ変わることなく、安定して商品の供給を行っているという。