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内外トランスライン、韓国・釜山港に物流拠点

2014年9月24日 (水)

拠点・施設韓国の釜山港湾公社は20日、内外トランスラインが釜山港新港の背後物流団地に進出すると発表した。

内外トランスラインは「日本の高い内陸運送費と保管コスト削減、地震に備えた在庫確保に向け今回の投資を決定した」と説明しているという。

同社は、新港熊東の背後物流団地の敷地3万3000平方メートルで2016年から17年にかけて70億ウォン(7億円)を投じ、事務用機器や付属品などの貨物を集荷、包装、ラベリングを行う物流センターを建設。生産した製品を各国に輸出するビジネスモデルを計画している。4万TEUの新規貨物と75人の雇用を創出する見込み。

釜山港湾公社が10年から現在までに新港背後団地に誘致した外国企業は74社で、投資額は901億ウォン(90億円)に上っている。これらの進出企業は、13年まで累計で270万5000TEUの新規貨物と1959人の雇用を創出。このうち日本企業は32社で、外国企業の42%を占めている。

同公社では、12年から毎年、名古屋、大阪、福岡、金沢、東京で新港背後物流団地の説明会を開催している。