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四国化成、丸亀工場でタイヤ原料の製造設備3割増強

2014年9月26日 (金)

荷主四国化成工業は26日、丸亀工場(香川県丸亀市)でラジアルタイヤの原料となる不溶性硫黄の生産設備を増設し、2017年夏頃までに能力を30%増強すると発表した。

新興国で自動車の本格的な普及期に入り、タイヤ需要が今後も安定的に成長するとみられることから、同社は設備増強の理由として「世界2位の不溶性硫黄メーカーとして供給責任を果たしていくために増強に踏み切る」と説明している。

50億円を投資し、新プラント一式、建屋、製品倉庫を建設。17年3月末に完成し、同年10月頃から本格的な操業を開始する。