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凸版印刷、間伐材使用の紙製容器を開発

2014年10月9日 (木)

サービス・商品凸版印刷は9日、木材の生産地から容器生産までをトータルに管理し、間伐材マークの認証取得にも対応した間伐材使用の紙製容器を開発した、と発表した。

セブン&アイ・ホールディングスが販売するPB商品「セブンプレミアム生きて腸まで届く乳酸菌入りのむアサイー&バナナヨーグルト」と、「セブンプレミアム春雨スープ(ワンタン、かきたま、坦々麺味)」の容器として採用された。

この紙製容器には、セブン&アイHDとセブン-イレブン記念財団が2012年6月から開始した、日本の森林を育て国産木質材の利用を促進する「セブンの森プロジェクト」などで得られた間伐材を10%以上使用。セブンの森で伐採した間伐材を、凸版印刷のトレーサビリティ管理で原料となる木材チップに加工して製紙。その用紙を紙容器として用いることでセブンの森を育て、自社製品の容器として活用する仕組みづくりに寄与した。

これらの紙製容器はセブンの森で伐採した木材であることを証明することで間伐材マークを取得しており、企業が保有する特定の森の木材を証明した間伐材マーク取得製品は、国内で初めてだという。