ロジスティクスフェデラルエクスプレス(フェデックス、東京都千代田区)は10日、返送手続きを効率化するソリューションとして「フェデックス・グローバルリターンズ」を発表した。
新サービスは、ネット通販事業者に対し、「さまざまな国に向けた返送ラベルや通関申告書類の作成を効率的に行うことができ、顧客の返送手続きが容易になる」という出荷アプリケーションを提供するもの。
フェデックス・グローバルリターンズを利用する際の返送先は、FedExが現在輸出サービスを提供している地域であれば、どこでも指定することができる。
また、貨物追跡サービスを利用することで、返送品の情報を確認し、ダウンタイム削減、スペア部品の在庫低減、コスト管理、回収率向上、サービス担当スタッフの効率性の最適化につなげることが可能。
貨物が返送された場合、出荷状況、返送ラベルの使用状況、返送品の現在地を知ることができ、これらの情報は最大2年間保存される。
海外出荷ラベルを作成すると同時に、返送ラベルと通関申告書類を作成することもでき、返送ラベルのみの作成に対応する。