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都心配送中心に他車追随の可能性

日通、館内物流の導入拡大受け「館内配送料」新設

2014年10月30日 (木)

ロジスティクス東京オリンピックに向けた施設開発・整備が進む中、館内物流を導入する商業施設やビルなどが増加していることを受け、日本通運は11月1日から新たに館内配送料を設けると発表した。

受託している物流事業者は、施設に配送される荷物に対して、納品した物流事業者に館内配送料を請求する仕組みとなっており、都心を中心に館内物流を導入する施設が増加しているが、納品する物流事業者は館内物流に対応した料金体系を整備していないケースが多く、荷主への請求の明確化が課題となっていた。

陸運最大手の日通が館内配送料を届け出て料金を明示することから、今後は館内物流の導入拡大に応じ、同様の料金を届け出る物流事業者が増える可能性も出てきた。