財務・人事日本トランスシティが6日発表した4-9月期決算は、燃料費の高騰や運転手不足などの影響にで運送費用が増加し、営業利益が15.7%減少した。新規拠点の稼動、国内外での新規貨物の取扱いに伴う一時費用の増加なども影響した。
倉庫業は期中平均保管残高が増加、入出庫取扱量は減少し、保管貨物回転率も低下した。港湾運送業では、四日市港の海上コンテナ取扱量が減少、輸入原料の取扱量は増加した。また、完成自動車の取扱量は国内向けが増加し、輸出は減少。陸上運送業では、主力のトラック輸送の取扱量が微減となったものの、鉄道輸送、バルクコンテナ輸送の取扱量は増えた。国際複合輸送業では、海上輸送、航空輸送の取扱量が大幅に増加した。
[日本トランスシティ]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 45,156 | 43,578 | 3.6% |
営業利益 | 1,617 | 1,917 | -15.7% |
経常利益 | 2,105 | 2,275 | -7.5% |
当期純利益 | 1,377 | 1,349 | 2.1% |