財務・人事日本トランスシティが8日発表した4-6月期決算は、燃料費の高騰に伴う配送費用の増加、国内外で新規貨物の取扱開始に向けた準備、新たな物流センターの稼動に伴う営業費用の増加などがあった影響で、営業利益が9.1%減少(前年同期比)した。
倉庫業では入出庫取扱量が減少し、保管貨物回転率もやや悪化。期中平均保管残高、物流加工業務の取扱量は増加した。
港湾運送業は、四日市港の海上コンテナの取扱量が減少したものの、完成自動車の取扱量は国内車が増加し、輸入原料の取扱いもほぼ堅調に推移した。
陸上運送業は、主力のトラック輸送の取扱量が前年同期並みに推移し、バルクコンテナ輸送の取扱量は増加。国際複合輸送業では海上、航空輸送ともに輸出入取扱量が大幅な増加となった。
[日本トランスシティ]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 22,575 | 21,470 | 5.1% |
営業利益 | 869 | 956 | -9.1% |
経常利益 | 1,011 | 1,139 | -11.2% |
当期純利益 | 628 | 649 | -3.2% |