財務・人事福山通運が7日発表した4-9月期決算は、小口商業荷物市場に特化し、顧客構造の見直しと運賃収受率の改善に取り組んだが、営業利益が2.2%減、純利益も6.4%減となった。
運送事業では、運賃の是正や不採算荷物からの撤退など、荷物構造の改善を推進。チャーター事業への取り組みを強化した。また、東根、新庄(山形県)、名古屋南(愛知県)に新拠点を開設し、ネットワークの拡充を図った。
今後も運賃の見直しを強く進め、新規事業所の収益力立て直しに注力。通期は前回予想を修正し、売上高2550億円、営業利益116億円を見込む。
[福山通運]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 124,452 | 124,201 | 0.2% |
営業利益 | 5,476 | 5,597 | -2.2% |
経常利益 | 5,992 | 5,938 | 0.9% |
当期純利益 | 3,525 | 3,766 | -6.4% |