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神奈川県ト協調べ

神奈川県のトラック輸送量、マイナス指数継続も減少幅縮小

2014年11月17日 (月)

国内神奈川県トラック協会は14日、県内運送業界の景況感調査結果をまとめた。7-9月期実績と10-12月期見通しを10月中旬までに調べたもので、643社が回答した。

7-9月の輸送数量指数はマイナス15と減少した事業者が多かったものの、前期実績のマイナス23に比べるとやや改善しており、翌期の見通しもマイナス6と減少幅が縮小している。

品類別の輸送数量指数は、消費関連貨物がマイナス15、生産関連貨物マイナス14、建設関連貨物マイナス21、輸出入関連貨物マイナス25とそれぞれ減少している事業者が多い。翌期の見通しも減少見通しの業種が多かったが、重量・鉄鋼と生コンは増加の見通しとなっている。

トラック運送業界の景況感は、前期のマイナス基調(マイナス31)が継続し、マイナス30となった。同協会では「消費増税に伴う国内民需の減退などの影響を見通している」とみている。