ロジスティクス北陸地方整備局と北陸信越運輸局は18日、東京で25日に首都圏直下地震を想定した代替輸送訓練を実施すると発表した。28日には名古屋で南海トラフ地震を想定した訓練を行う。
今年度は、日本海側の港湾が質の高い代替性を発揮できるよう、代替輸送訓練を通じて、発災時にも効率的に輸送できるようにするため、輸出の帰り荷を活用した支援物資の搬送やその逆の動きなどを想定した物流システムを検討する。
訓練は、10月9日実施のワークショップで得られた知見を活かし、ロールプレイング方式で行う。具体的には、代替輸送、物流ルートを変更する際の手順の確認、代替輸送の課題に対する問題解決策の確認と課題抽出、新たな連携体制で代替受け入れの仕組みの検証――を行う。