ロジスティクスJFEエンジニアリングは25日、グループ会社で船舶の修繕やインフラ建設を行っている東北ドック鉄工が、21日より営業を再開したと発表した。東北ドック鉄工は、東日本大震災による津波の影響で工場や事務所が冠水し、操業を停止していた。
被災した東北地方沿岸部では、多くの船舶が津波による損傷を受け、早急な修繕を必要としているが、同社など沿岸部に立地する各船舶修繕会社のドックも大きな被害を受けており、修繕船の受入が困難な状態にあった。同社のいち早い復旧により、沿岸部の復興に不可欠である船舶の修繕を再開することができる。
橋梁・水門や各種プラントの建設でも、宮城県内有数の実績があることから、再稼動により「インフラ再建でも復興に貢献していく」としている。