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全米で10拠点展開し、サイバーマンデーに対応

米アマゾン、最新技術導入した「第8世代」物流拠点を公開

2014年12月2日 (火)
▲ピッキングの様子

▲ピッキングの様子

EC米国アマゾンはネットショッピングの利用が集中する「サイバーマンデー」の12月1日(現地時間)、受注から配送までの所要時間を短縮する最新技術を導入した「第8世代フルフィルメントセンター」の概要を公開した。

同社はこの最新センターを全米10か所の拠点に導入しており、8万人の季節従業員の雇用と併せて、前年比14%増を見込んでいるサイバーマンデーへの備えが万全であることを強調しつつ、物流作業のロボット化を目指す同社の取り組みが進展していることを示している。

▲ロボストウ

▲ロボストウ

第8世代フルフィルメントセンターでは、既に全米の拠点で1万5000台以上が稼働するキバシステムのロボットのほか、在庫を大量に移動する”地球最大”のロボットアーム「ロボ・ストウ」、これまで数時間かかっていた在庫の受入れプロセスを30分に短縮するビジョンシステム、ロボットの注文プロセスを従業員が支援するための高機能なグラフィカルコンピュータシステム――などを導入している。

同社では、臨時雇用した8万人の季節従業員に対し、「数千人がフルタイム職にとどまることを期待している」とコメントしている。