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日本トランスシティと伊勢湾海運の共同出資会社

国交省、四日市港の物流施設を再編・高度化対象に採択

2014年12月3日 (水)

ロジスティクス国土交通省は3日、今年度創設した港湾機能高度化施設整備事業(物流拠点再編・高度化支援施設)の対象として、公募した中から四日市港の集約・再編事業を採択した。

採択事業は、日本トランスシティと伊勢湾倉庫(いずれも三重県四日市市)の共同出資会社、霞北埠頭流通センターが応募していたもので、四日市港に立地する物流施設の集約など再編を促すため、貨物用エレベータなど物流施設に整備する共用部と、道路などの共同施設を対象に、費用の3分の1を補助する。

老朽化した倉庫を集約・大規模化することで、地震発生時に施設の倒壊による寸断の回避など防災機能の強化を図る。また外貿コンテナを取り扱うコンテナターミナルに隣接した場所に新たな物流施設を設け、海上コンテナ輸送の効率化も目指したい考え。