拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は8日、GIC(シンガポール政府投資公社)と共同出資で81億米ドル(9733億7700万円)相当の物流施設ポートフォリオを米国で取得する、と発表した。2015年3月までに取得を完了する。
共同出資で立ち上げたJV「GLP米国・インカム・パートナーズI」が、米国の36の主要サブマーケットで総延床面積1100万平方メートルの施設を取得するもので、当初はGLPが55%、GICが45%を出資。
多くの資本パートナーが出資への関心を示しており、これらの投資を受け入れることで、GLPは最終的な持分を10%まで引き下げる方針。
この取引により、GLPのファンド運用プラットフォームは61%増え、運用資産規模は213億米ドル(2兆5596億2100万円)へと拡大する。