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トワード、宅配バイク向け安全運転ツールを来年1月発売

2014年12月10日 (水)

サービス・商品トワード、宅配バイク向け安全運転ツールを来年1月発売トワード(佐賀県吉野ヶ里町)は10日、自社開発システム「SAMシリーズ」の「Eco-SAM」(エコサム)を宅配バイク向けにリニューアルし、「エコサムforBB」を同シリーズにラインナップ、来年1月からサービスの提供を開始すると発表した。

宅配バイク向けの開発は、イワタダイナース・ピザクック事業本部(福岡市博多区)の協力を得て、宅配バイクの特性、交通事故の特徴、ドライバーの運転教育といったデリバリー業界全体の課題解決に向けた仕様とした。

2週間という短い期間ながら、ピザクックで実施した検証実験では、運用後の事故の発生確率が高い急加速・急減速が72%減少、波状運転指数も36%改善。この結果について、トワードでは「運転教育がシンプルでドライバーに理解しやすい方法であることが実証された」と説明している。

エコサムは営業車両の事故削減、安全運転推進システムとして、同社が2010年11月からサービス提供しているもので、これまで1万5000台の提供実績があり、導入企業の平均事故削減率は50%超、燃費も平均20%向上した実績があるという。

一般的なドライブレコーダーは、事故発生前後の動画で運転指導を行う「事後検証」を重視しているが、エコサムは「波状運転指数」による運転指導を行うことで、未然に事故を防止するためのツールとなっている。