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ハングリードの多店舗在庫連携ロボット、楽天シンガポールに対応

2014年12月11日 (木)

ECハングリード(東京都中野区)の多店舗在庫連動ロボット「zaikoRobot」(在庫ロボット)は10日、楽天シンガポールと連携を開始した。

在庫ロボットはBtoC、BtoBの14モール、21種のカート、POS、WMS、販売管理など8種のビジネスアプリと在庫連動できる、対応システム数の多さが特徴の在庫連動ロボットで、複数のネットショップだけでなく、ネットショップが単店でも実店舗と在庫を一元管理できる。

これにより、売り逃しや売り越しを防止し、結果的に売上を押し上げる働きを期待でき、在庫の変動から在庫切れ日を予測する機能、商品を分析する機能や1分ごとの更新間隔など、在庫連動に特化した機能を備える。

楽天シンガポールは、B2B2C型のオンラインショッピングモールで、日本からシンガポール向けに独自の物流システムを持ち、全300店舗のうち100店舗が日系企業となっている。アジアの楽天の中ではすでに流通総額で台湾に次ぐ2番目の規模となっており、顧客層の90%以上がシンガポール人と現地化に成功、平均客単価も150ドル以上に上る。来年以降はシンガポールからのクロスボーダーも検討している。

同社のシンガポール在住担当者は「海外進出なのでやはり日本以上のページ接客と、継続的な販促がキー」とコメント。商品数は11月末時点で21万商品のみとなっているが、ハングリードでは「在庫連動による商品数アップは楽天にとっても店舗にとっても成功の要因となる」としている。

「zaikoRobot」の詳細
http://www.zaiko-robot.com/price.html