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運輸職系の11月平均時給は対前年0.9%減、an調べ

2014年12月17日 (水)

調査・データインテリジェンス(東京都千代田区)は16日、同社が運営する求人情報サービス「an」に掲載された11月の求人広告から173職種の平均時給を分析し、結果を発表した。

全体の平均時給は988円で、前月から1円増加、前年同月との比較では15円増となった。前年同月比、前月比ともに3か月ぶりのプラスになる。anに寄せられる求人数は前月比2%減、前年同月比74%となった。

エリア別平均時給は、関東が1048円と最も高く、次いで東海エリア(995円)、関西エリア(992円)、九州エリア(847円)、北海道エリア(830円)の順となった。0.5%減となった北海道を除く4エリアで対前年プラスとなっており、全国では0.5%のプラスだった。

職種別では、「専門職系」(1127円)が最も高く、「サービス系」(1040円)、「事務系」(1036円)、「運輸職系」(1015円)、「技能・労務系」(967円)、「フード系」(945円)、「販売系」(900円)と続いた。「運輸職系」は対前年0.9%減だった。

時給が上昇傾向にある「サービス系」は、カラオケ・マンガ喫茶が20か月連続で上昇しており、ゲームやパチンコなどのアミューズメント系も上昇すると見込んでいる。「事務系」は衆議院の解散を受け、選挙に関連した案件が増え、時給の高い案件が増加したため、「事務職」全体の平均が押し上げられた、としている。