M&Aオムロンは18日、子会社のオムロンヘルスケア(京都府向日市)が松屋アールアンドディ(松屋R&D)に対する公開買い付け(TOB)を19日から開始すると発表した。買付期間は6月15日までの20営業日で、買付価格は普通株式1株あたり1110円。買付予定数の上限は設けず、松屋R&Dの完全子会社化を目指す。
オムロンヘルスケアは現在、松屋R&D株式316万5200株を保有し、所有割合は14.64%。今回のTOBでは、買付予定数の下限を1123万300株に設定した。対象会社の創業者や主要株主らが保有する1108万株については応募契約を締結しており、所有割合で51.24%に相当する。松屋R&DはTOBに賛同し、株主と新株予約権者に応募を推奨する決議を行った。
松屋R&Dは福井県大野市に本社を置き、縫製自動機の開発・製造・販売や、自社設計の縫製自動機を使った縫製品の製造・販売を手がける。メディカルヘルスケア事業ではオムロンヘルスケア向けの血圧計腕帯をベトナムを中心に製造している。オムロンヘルスケアは、血圧計の精度や品質を左右する腕帯を重要部品とみて、安定供給と低コスト化を進める必要があるとしている。
TOB開始にあたり、台湾とベトナムの競争法令上の手続が完了した。ベトナムでは、買収後の完成品医療機器の販売価格や取引契約の履行状況、研究開発能力の強化、生産性向上、血圧計などの安定供給維持に関する計画について、当局への報告が条件とされている。
オムロンヘルスケアは、完全子会社化により、松屋R&Dとの間で開発、製造、営業に関する情報共有を進め、新製品開発や生産効率化を加速させる考え。松屋R&Dの縫製技術や自動化設備と、オムロンヘルスケアのグローバル展開力を組み合わせ、血圧計腕帯の供給体制を強化するほか、ディスポーザブル腕帯や次世代血圧計、ウエアラブルデバイスなどの新領域も視野に入れる。
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