ロジスティクス日本郵船、MTI、日本海事協会は17日、シンガポールのナンヤン技術大学、センブコープマリンと共同で、一般海域の硫黄酸化物(SOx)排出規制に適合する排ガス浄化システムとその搭載技術を研究すると発表した。
2020年か25年以降のに規制強化が見込まれる一般海域を対象としたSOx排出規制に対応する、将来の需要を見据えた研究開発を行うもので、従来の排ガス洗浄システムと比べ、オペレーションの簡易化を図り、コストや二酸化炭素(CO2)の削減につなげる。
新型船だけでなく、既存船への搭載も視野に入れ、あらゆる船形に対応できるシステムの簡素化や小型化など、搭載技術の高度化を目指す。