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HOP推進協、国際輸送サービス利用の3社を表彰

2015年1月23日 (金)

認証・表彰北海道国際輸送プラットホーム(HOP)推進協議会(事務局=北海道開発局港湾空港部)は23日、2014年1年間に同プラットフォームで取り扱った貨物563個を集計し、同プラットフォームの輸送サービスを利用した企業のうち寄与度が高かった企業3社を表彰すると発表した。

年間利用者が多かった企業・団体として、ホッカイディアン(HOKKAIDian、伊達市)、サンウロコ鱗商会(小樽市)を表彰するほか、先導的な取り組みを行った事業者としてキタウロコ荒木商店(根室市)を選んだ。

ホッカイディアンは、西胆振の農水産品を独自のメーリングリストを活用して香港人客に販売しているが、「HOP1サービス」を利用してその発送個数が最も多かったことから、2年連続で表彰対象となった。協議会が進めるクラスター輸送(小分け配送システム)もいち早く取り入れており、輸出促進に寄与するなど先導的な取組を行っている点も評価された。

サンウロコ鱗商会は、小樽市の海産物販売店3店で同協議会の「海外おみやげ宅配便」を導入しており、発送個数が最も多かった。14年3月には香港人観光客に対して自店で販売するキンキを大量に販売し、海外おみやげ宅配便を利用して発送。どう協議会はこの事例を「海外おみやげ宅配便の導入を検討する事業者に対してサービスの有用性を大いに認知させるものであり、海外おみやげ宅配便の普及にも貢献した」と評価した。

キタウロコ荒木商店はカニ専門の販売業者で、ECサイトを活用して香港向けにカニを販売し、HOP1サービスを活用して配送を行っている。14年10月以降、毎月発送実績があり、ECサイトとHOP1サービスを有効に活用した好事例になっているとして、評価対象となった。