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CEC、高精度な位置情報管理を提供、構内物流想定

2015年1月26日 (月)

サービス・商品シーイーシー(CEC、東京都渋谷区)は2月1日から、自社開発の位置情報管理・動線分析ソフト「RaFLOW」(ラフロー)の測位エンジンとして新たに超広帯域無線通信(UWB)技術を採用し、高精度で投資コストを抑えた位置情報管理システムの提供を開始する。

この連携により、これまでの4分の1の低コストで製造現場の動線管理、在庫構内物流などの業務効率化、倉庫内作業員の稼働管理、適正配置に必要な位置や動線の情報を、高精度でリアルタイムに取得・表示できるシステムを実現した。

CEC、高精度な位置情報管理を提供、構内物流想定

▲システム構成例(出所:シーイーシー)

人やモノ、搬送機器の移動距離、滞留時間などのデータをもとに、フォークリフトや搬送用ロボットの作業時間短縮、台数削減、作業員のピッキング効率向上、適正配置などの効果につなげ、これまで見落としがちだった改善点の早期発見や業務改善分析の検証を支援する。

2月1日から提供を開始するリアルタイム位置情報システム「Ubisense(ユビセンス)RTLS」は、最小2台のセンサーで広範囲の位置を測位するとともに、3次元を30センチ以内のデータ精度で測位でき、高精度な位置情報を実現しながら工場・倉庫内に設置するセンサーデバイスの設定作業負荷など、導入の障害となっていた問題を解消する。

また、人やモノの動線やリードタイムの測定といった、現場改善に必要なワークサンプリングなどの生産性管理データを取得・分析することも可能。同社はRaFLOWを含むものづくりソリューション関連の事業で、今後3年間で売上高40億円を目指す。

■詳細
http://ralc.cec-ltd.co.jp/lineup/raflow.html