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クボタ、3.8Lの産業用水冷ガソリン・ガスエンジン開発

2015年2月4日 (水)

荷主クボタ、3.8Lの産業用水冷ガソリン・ガスエンジン開発クボタは3日、米国排出ガス規制に対応した産業用水冷ガソリン・ガスエンジン「WG3800」(排気量3.8L)を開発し、「WGシリーズエンジン」(ガソリン仕様・ガス仕様)のラインアップを拡充したと発表した。今月から段階的に量産を開始し、各国の大手建設機械・産業機械メーカーに供給する。

環境保全意識の高まりから、エンジンの排出ガス規制が各国で年々強化されるており、建産機メーカーは最新の規制対応エンジンへの切り替え、排ガス後処理装置の採用といった排出ガス対応が求められている。

同社は建産機メーカーのニーズに対応するため、自社ディーゼルエンジンと搭載互換性を持つ水冷ガソリン・ガスエンジン「WGシリーズ」を排気量0.74Lから2.5Lまで取り揃えており、同シリーズの最大排気量となる3.8LのWG3800を開発してさらに商品群を拡充した。

ラインナップを拡充することで、フォークリフトや発電機などの建産機メーカーをターゲットに、エンジンメーカーとして幅広い選択肢を提案する。

今月から液化石油ガス(LPG)仕様の量産を開始し、今後、ガソリン・天然ガス・デュアルフューエル仕様も段階的に生産をスタートさせる。