財務・人事日本トランスシティが6日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、新規貨物獲得に伴う費用の増加、7月以降の配送コスト増の影響で営業利益が18.5%減少した。
得意先の拠点再編に伴い、物流加工業務の取扱いが一部減少したが、国内外で新規貨物を獲得し、国際複合輸送業も堅調に推移したことで2.9%の増収を確保。ただ、新規貨物の獲得に伴う費用増、前期からの配送コスト増の影響が残ったことが減益要因となり、持分法による投資利益の減少が加わって経常利益が12.3%減の31億6600万円にとどまった。
[日本トランスシティ]2015年3月期第3四半期決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期 | 2014年3月期第3四半期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 68,490 | 66,591 | 2.9 |
営業利益 | 2,433 | 2,986 | -18.5 |
経常利益 | 3,166 | 3,608 | -12.3 |
当期純利益 | 2,102 | 2,244 | -6.3 |