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日本トランスシティ、立ち上げ費用かさみ減益

2013年5月10日 (金)

ロジスティクス2013年3月期通期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2012年3月期増減率
売上高84,69883,448+1.5%
営業利益3,1164,098-24%
経常利益3,9804,756-16.3%
当期純利益1,9063,001-36.5%
倉庫業は貨物入出庫数量が減少したものの、物流加工の取扱量は新規取扱貨物が寄与して増加。港湾運送業は、四日市港の海上コンテナ取扱量が増加したが、輸出自動車、輸入原料の取扱量は大幅に減少した。

主力のトラック事業、バルクコンテナの輸送量は前期並に推移。国際複合輸送業では、航空輸送の取扱量は減少したが、海上輸送の取扱量は増加した。

全体を通して新規貨物の取扱いが増加し、海上輸送貨物の取扱いも堅調に推移したことから前期比1.5%の増収を確保したが、新規業務の立上げ費用、防災関連費用、国内物流情報システムの稼動に伴う減価償却費などがかさみ、営業利益は16.3%減の39億8000万円となった。また、子会社の減損損失の影響などで最終利益は36.5%減となった。

今期は連結売上高870億円(前期比2.7%増)、純利益25億円(31.2%増)を見込む。