ロジスティクス住友倉庫は13日、大阪市住之江区で建設中だった新倉庫が竣工、稼働を開始したと発表した。
新倉庫は大阪南港地区の咲洲に位置し、阪神高速湾岸線南港北出入口に近く、関西国際空港や大阪市街地へのアクセスに優れる。
建物には免震構造を採用し、非常用電源を設置するなど災害に強い倉庫仕様としているほか、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)Aランクを取得。全館LED照明を採用するなど、環境負荷の低減を図っている。
複数の拠点で取扱っている電子部品を同倉庫に集約することで、物流の効率化、CO2削減を図る計画で、物流総合効率化法に定める「総合効率化計画」の認定も受けている。
■新倉庫の概要
所在地:大阪市住之江区南港北2-4-29
敷地面積:1万2692平方メートル(3839坪)
構造:鉄筋コンクリート造、5階建て、免震構造
延床面積:3万327平方メートル(9174坪)