日産、NT450アトラスを改良、6月4日発売

サービス・商品日産自動車は24日、「NT450アトラス」を一部改良し、6月4日から販売を開始すると発表した。

平ボディ、シャシー、ダンプ、ダンプ架装用シャシー、タンクローリー車架装用シャシーに最大積載量3トンの4WD車を追加し、商品ラインナップを強化した。

また、これまで一部仕様のみの標準装備としていた運転席アームレストを全車標準としたほか、坂道発進補助装置をMT車にメーカーオプションで追加設定した。

NT450アトラスは「2015年度燃費基準+15％」「15年度燃費基準+5％」「15年度燃費基準」のいずれかを達成しており、排出ガス浄化性能でも、国土交通省の「09年基準排出ガス規制10％低減レベル」認定を取得している。

環境対応車普及促進税制（エコカー減税）による減税措置に基づき、ハイブリッド車では自動車取得税、自動車重量税が免税、ディーゼル車では減税となる。

NT450アトラスは、三菱ふそうトラック・バスからのOEM供給車で、燃焼効率を高めた高性能エンジン「4P10」と排出ガスの後処理技術「再生制御式DPF+尿素SCR」による高い環境性能、デュアルクラッチトランスミッション「DUONIC」（デュオニック）による滑らかな走りと優れた燃費性能が評価されている。