ロジスティクス国際航空運送協会(IATA)は、9月23、24日にハンガリー・ブダペストで開催する「IATA Cargo Experts Conference 2026」で、航空貨物の実務改善に向けたデジタル化、安全・セキュリティー、医薬品物流を主要テーマに取り上げる。国際標準や技術、データを活用し、日常の貨物オペレーションをどのように改善するかを議論する。
会議では「From Expertise to Execution」をテーマに、3分野で専門セッションを設ける。デジタル貨物分野では、航空貨物データ標準「ONE Record」の普及やAPI、AI(人工知能)、自動化の実装を取り上げ、貨物の可視化やデータ品質、システム間の相互運用性などを議論する。
安全・セキュリティー分野では、危険物の適正な取り扱いや未申告リチウム電池の増加を含む新たなリスクへの対応を扱う。医薬品・貨物運用分野では、グランドハンドリングやコールドチェーンの強靱化をテーマに、規制対応やリアルタイムデータの活用による医薬品輸送の品質向上を検討する。
IATAは、航空貨物の安定運用には標準化と現場への実装が不可欠としており、会議を通じて各社が実務に取り入れられる運用改善策の共有を進める。
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