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リンコー、臨港商事元役員の「責任査定認定」申立て

2011年6月17日 (金)

話題リンコーコーポレーションは17日、会社法に基づく特別清算手続に入っている連結子会社の臨港商事について、同社の元役員に対する損害賠償責任を追及するため、14日付で新潟地方裁判所に「役員等責任査定決定」の申立てを行ったと発表した。

 

申立てを行ったのは、臨港商事の代表清算人を務める櫛谷則文氏。リンコーコーポレーションによると、臨港商事の元役員らが在任中、不適切な経理処理、資金流出を行った結果、同社に多大な損害を与えたと認定。

 

これらを「善管注意義務、忠実義務違反の行為が明らかになった」として、行為に対する元役員らの損害賠償責任を実効的、迅速に追及するため、会社法第545条第1項で定める「役員等責任査定決定」の申立てを新潟地裁に行ったもの。