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NJK、フーズレックの新システムにBIツール提供

2011年6月20日 (月)

ロジスティクスNTTデータグループのシステム開発会社・NJK(東京都目黒区)は20日、SBSグループで食品物流を手掛けるフーズレック(東京都墨田区)が食品メーカーを対象に提供する「物流情報開示システム」(食品物流トレーサビリティ・サービス)向けに、BIツール「DataNature/E」のSaaS提供を開始したと発表した。

 

このサービスを利用する食品メーカーは、フーズレックのWebサイトから物流情報開示システムにアクセスし、自社の製品(食品)が工場から納品先に届くまでの所在、数量、ロット番号、賞味期限などを追跡(トレーサビリティ)することができ、どこに、どのロット製品がどれくらいあるかといった現在の状況をワンストップで把握できる。

 

フーズレックは「シンプルで分かりやすい画面」「目的の情報を直感的に絞り込める操作性」をサービス提供のための最重要なポイントとした。NJKはこのニーズを実現するため、簡単操作のBIツール「DataNature/E」をSaaS提供することで、物流過程のデータの中から、追跡するための情報をそのまま操作用ボタンとして自動生成し、利用者が簡単な操作で自由自在に検索、活用できる仕組みを構築した。

 

NJKでは「クラウド化、仮想化が急速に進展する中、低コストかつ短期間で構築・導入できる情報検索・活用クラウドソリューションとして、DataNature/Eをさまざまな業種、業態に展開していく」としている。