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東電、タイ発電公社とLNGバリューチェーンの協働で覚書

2015年5月21日 (木)

荷主東京電力は21日、タイ発電公社との間で、LNGの調達から輸送、供給、発電までのバリューチェーン事業で協働に向けた覚書を締結した、と発表した。

同社は燃料調達との好循環を生み出す新しいタイプの海外発電事業の開発に取り組んでいるが、LNGバリューチェーン事業の海外展開に取り組むのは初めて。

タイで新規LNG火力発電所の建設を検討しているタイ発電公社とLNGバリューチェーン事業の協働に向けた交渉を進めてきたが、協働関係を強化したいとの考えで一致し、覚書の締結に至った。今後は、覚書に沿って相乗効果を発揮できるよう、情報交換や人材研修を行う。

同社は4月30日に中部電力と共同で設立し、世界最大の燃料調達から発電までのバリューチェーン事業構築をめざす「『JERA』の強みを活かすことができる」と考えており、必要な準備が整い次第、今回の事業をJERAへ移管する。