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丸紅、タイ卸電力事業の共同開発で覚書

2013年6月14日 (金)

荷主丸紅は14日、タイ国営石油・ガス会社PTT傘下のグローバルパワーシナジーカンパニー社(GPSC社)との間で、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアで新規IPP(卸電力)事業の発掘・共同開発に関する覚書を締結した、と発表した。

GPSC社は、天然ガス・石油関連のビジネスを手掛ける発電事業会社で、PTTグループの発電事業を集約・強化する目的でことし1月に設立された。

現在1040MWの発電能力を持ち、2022年までに6000MWまで引き上げる計画で、経済・電力需要共に成長著しいタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアを注力市場と定めている。

丸紅はPTT社グループとの良好な関係を生かし、GPSC社が保有する対象地域の知見、丸紅が保有するIPP事業全般の開発実績が相互補完関係にあると判断し、覚書の締結に至った。