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ECGLプロパティーズは23日（現地時間）、中国最大のアパレル通販事業者「Vancl」と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。GLPは、急成長しているVanclの物流施設ニーズに対応する。両社は今後、立地選定、プロジェクト開発、中国での全国的な物流施設の賃貸などで協力する。
GLPは上海の物流施設「GLPパーク松江」のうち、3万7847平方メートルをVanclの子会社「V+」に賃貸しており、これまでに契約している北京、成都の14万1313平方メートルと合わせて、VanclはGLP第2位のテナント（5月末時点）となっている。
中国Eコマースリサーチセンターによると、2010年の中国のネット通販市場は、09年から倍増して779億米ドル規模に成長しており、GLP中国のマネージングディレクター、ケント・ヤン氏は「市場の拡大ペースに対して、物流施設の供給が決定的に不足している」と指摘。
Vanclのウー・シェン副社長は「今回の戦略的パートナーシップにより、GLPがVancl向け物流施設の開発、管理、計画に多くの機知に富んだソリューションを提供してくれると信じている」と話している。
Vanclは中国最大のアパレル通販事業者で、シャツや靴からホームテキスタイルまで3万以上のアパレルアイテムを取り扱い、2010年の売上高は前年比で3倍増の3億米ドル超に達した。
