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日本の物流企業と提携計画

京東集団、越境ECプラットフォームで日本館開設

2015年6月1日 (月)

EC中国の直販型インターネット通販会社「京東(ジンドン)集団」は1日、同社が中国で運営するクロスボーダー電子商取引プラットフォーム「京東全球購」(JDワールドワイド)上で日本製品専門の販売サイト「日本館」をオープンし、日本製品の販売を開始する。

オープン時には日本企業300社・3万アイテムを取り扱い、中国の消費者が日本製品を購入できるようにする。「サーモス」「爽快ドラッグ」「井藤漢方製薬」「ユニマット」など、中国でも人気の高いブランドを始め、年内に1000社以上の日本企業の出店を目指す。

中国国内で物流上の優位性を向上させるため、日本の物流・輸送企業や国際物流企業との業務提携も計画している。

中国の消費者による日本製品の購買意欲が高まっていることを受け、日本企業が中国市場で販路を拡大しやすくするために開設したもので、出店した日本企業は自社製品の購買者の年齢・住所・買い物習慣などの購買データを利用できるようになる。

日本館オープンから3か月以内に出店した先着100社を対象に、1年間のプラットフォーム使用料が無料になる優遇施策を実施する。