中国ECで日本企業の商機探るシリーズセミナー

イベント流通経済研究所は、急拡大する中国EC市場で日本企業がどのように事業展開を進めるべきかという関心・課題に対応するため、隔月開催のシリーズセミナー「中国EC市場徹底分析-日本企業の商機と新ビジネスモデルの構築」を企画した。

越境EC、消費者のネットでの購買行動、物流、金融・決済などのテーマを順に取り上げ、中国ECの実態を解明していく。それを踏まえ、ECで中国市場開拓に取り組もうとする日本企業がどのような事業モデルを構築すべきかを検討する。

初回は10月8日、ECで中国市場に取り組もうとするメーカー、卸売業、小売業、物流業、ネット事業者を対象に、東京都千代田区の弘済会館で行う。当日は越境ECをテーマに取り上げ、（1）越境ECがホットなテーマになる背景はどのようなものか（2）中国ネット大手企業各社の越境EC事業はどのようなものか（3）中国越境ECに取り組む場合、日本企業はどのような点に留意し、どのように事業展開を進めるべきか（4）越境ECでの日本商品の販売拡大につれ、日本国内と海外でのメーカーのチャネル政策をどのように構築すべきか――の検討を行う。

若手の中国人特任研究員、李雪氏が中心となって、中国国内の情報を収集・整理して報告するほか、根本重之理事がその報告をより分かりやすいものになるように支援し、中国流通を研究領域の1つとしてきた渡辺達朗理事は、越境ECをチャネルとして使った場合のリスクなどに関する考察を付け加える。

シリーズセミナー第2回は12月10日に「11月11日ネット買物祭の動向と中国消費者のネット購買行動分析」をテーマに開催する。

詳細は次の通り。

■開催概要

■問い合わせ先