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パナソニック電工など3社、反射防止フィルム製造で合弁

2011年7月4日 (月)

アパレルパナソニック電工、凸版印刷、巴川製紙所は4日、スマートフォンなどのモバイル機器や液晶ディスプレイなどに使用される光学フィルムの事業提携に合意し、反射防止フィルムなどの製造を行う合弁会社を設立すると発表した。

 

パナソニック電工は光学フィルムで独自の樹脂設計技術に強みを持ち、凸版印刷、巴川製紙所は独自のフィルム塗工技術と商品開発力に強みを持っている。3社は、それぞれの強みを戦略的に融合させることで新たな高機能製品の創出や市場競争力の強化につながり、シナジー効果が見込めると判断した。

 

新会社「パナソニックオプティカルフィルム」は三重県四日市市に本社を置き、資本金10億円で設立。パナソニック電工が51%、凸版印刷が44%、巴川製紙所が5%を出資する。8月1日付で設立し、2014年度に100億円の売上を目指す。12年8月から量産に入る。