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日通、温度管理航空輸送にJXの蓄熱材採用

2015年6月26日 (金)

サービス・商品JX日鉱日石エネルギーは26日、同社が販売するパラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール」が日本通運の温度管理航空輸送サービス「TempSure」(テンプシュア)シリーズに採用されたと発表した。

エコジュールは、ノルマルパラフィンを主原料とする潜熱蓄熱材で、水が0度で凝固するのに対し、エコジュールは3-36度の範囲内で凝固・融解する。

この特性を生かし、3-36度の任意の温度で蓄熱・放熱を繰り返すことで、冷やしすぎ、温めすぎといったエネルギーの無駄をなくし、熱を効率よく蓄えることができるようにした。

日通は、血液・特殊細胞・医薬品など温度変化に弱い貨物の性能や鮮度を維持する温度管理輸送を実現できると評価し、同社が4月1日に販売を開始した新サービス「Temp Sure Thermo」(テンプシュアサーモ)に採用した。