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九州運輸局調べ

九州の指定港湾23港、港湾貨物量が5年ぶり減少

2015年7月8日 (水)

国内九州の指定港湾23港、港湾貨物量が5年ぶり減少九州運輸局は8日、2014年度の管内の港湾運送事業者による指定港湾23港の船舶積み卸し実績(港湾貨物取扱量)は、1億8567万トンで前年度比0.9%(177万トン)の減少となり、5年ぶりに減少したと発表した。

14年度の取扱量は、統計がある1978年度以降で最高となった13年度実績(1億8744万トン)から0.9%減少したものの、過去2番目の取扱量だった12年度実績とほぼ同数(1億8567万トン)となった。

品目別の取扱量では、タイヤなどが入った実入りコンテナが3.2%増の3815万トンで最多。2位は火力発電燃料などの石炭が3.7%減の2647万トン、3位は製鉄原料の鉄鉱石などの金属鉱が5.2%増の2541万トンとなった。

港別では、関門港が2.6%増の4925万トンでトップ、次いで大分港(1.9%減、4196万トン)、博多港(4.5%増、3467万トン)の順で多かった。