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九州23港の港湾取扱貨物量、2年連続前年割れ

2016年7月8日 (金)

国内九州運輸局のまとめによると、港湾運送事業者が管内の指定港湾23港で取り扱った2015年度の船舶積卸し実績は、1億8224万トンで前年度を343万トン(1.8%)下回り、2年連続で前年度割れとなった。

九州の指定港湾23港

九州の港湾運送事業は13年度まで4年連続で増加するなど好調に推移してきたが、14年度に減少(0.9%減)に転じた。

九州23港の港湾取扱貨物量、2年連続前年割れ2

(出所:九州運輸局)

タイヤなどが入った「実入りコンテナ」の取り扱いが最も多く、3710万トンとなったものの、14年度実績との比較では2.8%減少。次いで多かったのは火力発電燃料などに使われる「石炭」で、7.2%増の2840万トン、3位は製鉄原料の鉄鉱石など「金属鉱」で4%減の2441万トンだった。

港別の取り扱い量は、関門港が0.4%減の4906万トンでトップ、次いで大分港(6.2%減、3938万トン)、博多港(4.5%減、3310万トン)の順となった。

■九州運輸局管内の指定港湾23港
関門、博多、三池、水俣、鹿児島、宇部、小野田、苅田、大牟田、唐津、伊万里、臼浦、相浦、佐世保、長崎、三角、八代、大分、津久見、佐伯、細島、油津、名瀬