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JSP、ブラジル拠点の生産能力を増強

2011年7月12日 (火)

M&AJSPは11日、ブラジルで発泡ポリプロピレンの製造、販売を行う子会社「JSP Brasil Industriade Plasticos LTDA.」の生産能力を増強すると発表した。

 

10年後には480万台に達すると推測され、自動車部品の需要は今後大きく増加するとみられていることから、需要増加に対応し、事業拡大を図るため、子会社の生産能力を増強することにしたもの。新たな投資額は約12.5億円で、2012年6月に増強を完了、生産能力を年5000トンに引き上げる。

 

同社は2月末、ブラジルで発泡ポリプロピレンを製造販売する現地法人を買収・子会社化し、ブラジルでの事業を開始。自動車メーカー各社へ衝撃緩衝用バンパーコア材や内装材などの自動車部品を供給している。2010年度のブラジルの新車販売台数は351万台で、4年連続して過去最高を記録し、中国、アメリカ、日本に次いで世界第4位となっている。