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旭硝子、ブラジルでガラス生産能力2.4倍に増強

2016年3月11日 (金)

荷主旭硝子は11日、ブラジル現地法人のAGCガラス・ブラジル社(サンパウロ州グアラティンゲタ市)に180億円を投じ、同国南東部に第2フロート工場を建設して、ガラスの生産能力を2.4倍に増強すると発表した。2018年末までに完成させる。

同社はブラジルで2013年以降、段階的に建築用、自動車用ガラス素板、ミラー、建築用コーティング加工製品、自動車用合わせガラス、強化ガラスを出荷し、事業を拡大している。

ブラジルは2億人の人口を抱え、若年層比率が高く天然資源が豊富なことから、中長期的に経済成長が続くとして、建築用・自動車用ガラスで拡大する需要の取り込みを図る。これにより、現地の生産能力は年間22万トンから31万トン増え、年間53万トンに増強する。