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5月の造船統計、生産指数21.9%増加

2015年7月15日 (水)

調査・データ国土交通省が14日に公表した5月の造船統計(速報)によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は受注5隻(37万9000総トン)、起工25隻(73万3000総トン)、竣工27隻(92万8000総トン)となった。

竣工船価は997億円、生産指数は57.8(前年同月比21.9%増)で、このうち国内船の竣工実績は一般貨物1隻(1万1000総トン)で、生産指数は43.3だった。

輸出船の竣工実績は合計26隻(91万7000総トン)、生産指数58.5となった。輸出船の内訳は貨物船が21隻で、うち一般貨物船3隻(パナマ、マーシャル諸島向け)、ばら積み船6隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)、コンテナ船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船10隻(パナマ、シンガポールなど向けなど)、RO-RO船1隻(香港向け)。

油送船は4隻で、内訳は一般油送船1隻(パナマ向け)、化学薬品船3隻(パナマ、シンガポール、ケイマン諸島向け)。その他船舶は1隻(ノルウェー向け)だった。鋼船修繕実績は、133隻で工事金額は93億円。