GLP、中国で投資規模70億ドルの新ファンド設立

国際グローバル・ロジスティック・プロパティーズ（GLP）は21日、中国の物流インフラに特化した新ファンド「CLF II」の設立を発表した。

CLF IIには世界最大の国民年金や政府系ファンドの一部を含む、7つの機関投資家が参画、中国で近代的な物流施設1300万平方メートルを開発するために70億米ドル（8700億円）の投資能力を保有する。

70億ドルはGLPと投資家によるエクイティ出資分37億ドル（4560億円）にレバレッジを含めた投資枠で、GLPは56％の持分を保持するとともに、単特でファンド・マネージャーを務める。

CLF Iの2倍以上の投資規模となる新ファンドは、今後4年間で70億ドル・1300万平方メートルの投資活動を展開する方針で、2015年後半から用地取得を開始。16年4月から新物流施設の開発に着手する。