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岩谷産業

周南市に燃料電池フォーク対応の水素充てん設備

2015年8月6日 (木)

拠点・施設岩谷産業は山口県周南市で4日、中国地方初の同社商用水素ステーションを開設した。兵庫県尼崎市、福岡県北九州市、東京都港区、埼玉県戸田市、愛知県豊田市に続いて6か所目の拠点で、国内で初めて燃料電池フォークリフト用の充てん設備を併設した。

同社は周南市にトクヤマとの合弁液化水素製造プラント「山口リキッドハイドロジェン」を展開しており、供給面で地の利を生かせると判断し、ステーション建設を決めた。

周南市地方卸売市場の敷地内に建設し、同市場で実証が予定されているFC(燃料電池)フォークリフトへの水素供給も行える設備を併設。FCフォークリフトは燃料電池自動車の半分となる35MPaの圧力で充てんするため、敷地内には70MPa用と35MPa用の2種類のディスペンサーを用意、同じ敷地で一般車両とフォークリフトの両方に対応できる国内初のステーションとなる。

周南市では水素ステーションから同市場に設置される純水素型燃料電池への配管工事を行い、市場内の電源の一部をまかなう計画。

周南市に燃料電池フォーク対応の水素充てん設備

(出所:岩谷産業)