サトー、豪州にヘルスケア事業の新会社を設立

国際サトーは6日、オーストラリアでヘルスケア事業を強化するため、新会社「サトー・ヘルスケア・オーストラリア」を設立したと発表した。

新会社はサトーヘルスケア（東京都目黒区）直轄の初の海外営業拠点として、医療サプライメーカーや病院などの医療機関に対し、自動認識ソリューションを提供する。

同社は2013年に豪州マゼラン・テクノロジーを買収し、高速・高精度な読み取りを実現する独自のRFID技術「PJM」技術を入手、現地で整形インプラント向けRFID市場のトップシェアを獲得している。

また、従来から世界規模で販売を伸ばしている患者用リストバンド・ソリューションを中心に、業務用ラベルプリンタ、消耗品でも市場を拡大しており、今後はこれらの顧客への販売を新会社が担っていく。