サトーHD、ヘルスケア部門を分社化

荷主サトーホールディングスは10日、中核事業子会社のサトーが4月1日付でヘルスケア事業を切り離し、新設会社「サトーヘルスケア」に移管することを発表した。

グループの戦略事業に位置付けているヘルスケア事業の取り組みを加速させる狙いで、変化のスピードの速い同業界で意思決定のスピードを上げるとともに、専任営業による提案力の向上を図る。

独自のソリューション・製品を生み出すことで患者安全ソリューション企業としての地位を固め、国内外のヘルスケア事業を統括してグループのヘルスケア関連売上の拡大と利益向上につなげる。13年3月期の同部門の売上高は40億1100万円。