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リベリア・サヴィルシッピング社向け

三井造船、6万トン型ばら積み貨物船を引渡し

2015年7月1日 (水)

荷主三井造船、6万トン型ばら積み貨物船を引渡し三井造船は1日、千葉事業所で建造していたリベリアのサヴィルシッピング社向け6万重量トン型ばら積み貨物運搬船「フェニックスライジング」が完成し、同事業所で引き渡した。

フェニックスライジングは、同社の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」で6万重量トン型バルクキャリアー「neo60BC」の2番船。

4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、従来のパナマックス幅で載貨重量6万トン以上を確保し、同社の56バルクキャリアーから大型化しながらも港湾や航路の汎用性を維持。

石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆など多様なバラ積み貨物に対応するほか、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送も可能。

船首、船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性だけでなく、波浪中の耐航性や操縦性にも配慮した。