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三井E&S造船、6.6万トン型ばら積み船引き渡し

2021年3月22日 (月)

荷主三井E&S造船は22日、玉野艦船工場で建造していた6万6000重量トン型ばら積み貨物船「ジャルカルパプリッシュ」を引き渡した。環境対応・低燃費船の「neoシリーズ」の幅広浅喫水船型・66000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」の22隻目となる。

積載能力は8万2600立方メートル以上で、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのばら積み貨物に加えて、長尺物やホットコイルなどの半製品の輸送も可能。新たに開発した省エネ船型と省エネ装置により、大型船にもかかわらず燃量消費量は従来型スープラマックスバルカーの同等以下という。

「ジャルカルパプリッシュ」の概要
全長:199.99メートル
幅(型):36メートル
深さ(型):18.45メートル
総トン数:3万8234トン
載貨重量トン数:6万6337メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W 7S50ME-C9.7 ディーゼル機関 1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:25人
船級:NK
船籍:パナマ