調査・データ日本海事センターが29日発表した、アジア米国間航路のコンテナ荷動き速報によると、7月の復航荷動き量は、前年同月と比べ1.4%減の54.6万TEUだった。
国・地域別では、韓国揚(7.6%増)、ASEAN揚(4.2%増)が増加したものの、日本揚(5.9%減)、中国揚(0.4%減)、台湾揚(16.8%減)、南アジア揚(3.1%減)は減少した。
日本揚げは2014年の年計ベースの品目別順位で3位を占める、家具と家財道具(2%増)が2か月ぶりの増加となったものの、1位のペットフードと動物用飼料(21.9%減)は2か月連続で減少、2位の肉とその調整品(9.9%減)が13か月連続で減少、4位の野菜と種苗類(11.2%減)も4か月連続で減少したことで、6.2万TEUの4か月連続減少となった。
中国揚は、1位の紙、板紙類とその製品(6.2%増)が13か月ぶりの増加、3位のペットフードと動物用飼料(27.9%増)が2か月連続で増加したものの、2位の木材とその製品(16.2%減)が5か月連続の減少、5位の金属スクラップ(15%減)が5か月ぶりに減少したことなどで、微減ながら2か月ぶりの減少となる24.9万TEUだった。中国・香港揚合計では、0.8%減の27.5万TEUだった。
韓国揚は、2位の紙・板紙類及びその製品(4%減)が2か月連続の減少となったものの、1位のペットフードと動物用飼料(40.8%増)が3か月ぶりの増加、3位の肉とその調整品(24.2%増)が2か月連続の増加、4位の家具と家財道具(3.8%増)が2か月連続の増加で、2ヶ月ぶりの増加となる5.1万TEUとなった。