調査・データ日本海事センターが25日発表した、アジア米国間航路のコンテナ荷動き速報によると、6月の復航荷動き量は、前年同期と比べ5.7%減の51万TEUだった。
国・地域別では、ASEAN揚(2.4%増)のみが増え、日本揚(14.3%減)、中国揚(1.8%減)、韓国揚(7.1%減)、台湾揚(18.9%減)、南アジア揚(9.3%減)は減少した。
日本揚は2014年の年計ベースの品目別順位で1位を占めるペットフードと動物用飼料(34.5%減)が2か月連続で減少、2位の肉とその調整品(14.8%減)は7か月連続で減少、3位を占める家具と家財道具(13.2%減)が3か月ぶりに減少したことで、14.3%減の5.7万TEUとなった。
中国揚は3位のペットフードと動物用飼料(8.5%増)が12か月ぶりに増加、4位の家具と家財道具(31.7%増)も2か月連続で増加したものの、1位の紙・板紙類とその製品(12.3%減)が12か月連続で減少、2位の木材とその製品(5.4%減)も6か月連続で減少したことで、1.8%減少の23.7万TEUとなった。中国・香港揚合計では2.6%減の26.1万TEUだった。
韓国揚は3位の肉とその調整品(3.7%増)が4か月ぶりに増加したものの、1位のペットフードと動物用飼料(11.1%減)が2か月連続で減少、2位の紙・板紙類とその製品(25.5%減)も15か月連続で減少したことなどにより、7.1%減の4.6万TEUとなった。